喪中見舞いの正しいマナー|例文や贈りものの選び方を徹底解説

2024年12月15日

喪中見舞いの正しいマナー|例文や贈りものの選び方を徹底解説

従来、喪中はがきをいただいたら、年明けに寒中見舞いを送るのが習慣とされていました。しかし近年では、喪中はがきを受け取ってすぐにお悔やみの気持ちを伝える喪中見舞いを送ることもあります。

本記事では、喪中見舞いの正しいマナーや文章の書き方、そして喪中見舞いに適した贈りものの選び方について詳しく解説します。記事を参考にして、ぜひ心を込めた喪中見舞いを送ってください。

 

 喪中見舞いとはどのようなもの?

喪中見舞いとは、喪中はがきを受け取った際に、お悔やみの気持ちを伝えるため、はがきや手紙、お供え物、香典などを贈ることです。

 

喪中はがきは「喪に服しているため、年賀状を出せない」という趣旨を伝える挨拶状のこと。もし喪中はがきで初めて不幸を知った場合は年賀状を送るのは控え、喪中見舞い、寒中見舞いのいずれかを送りましょう。

喪中見舞いを出すタイミング

喪中見舞いを送る場合は、喪中はがきが届き次第年内に出します。年内であれば出すタイミングは決まっていませんが、できるだけ早めに送ることが望ましいです。

 

喪中見舞いは、寒中見舞いよりも早くお悔やみの気持ちを伝えたいという心遣いから始まったもので、比較的新しい風習です。もし送るのが年明けになる場合は、寒中見舞いとして出しましょう。

喪中見舞いと寒中見舞いの違い

喪中見舞いも寒中見舞いもお悔やみの気持ちを伝えるものですが、送る時期が異なります。

 

喪中はがきを受け取った際すぐに送るのが喪中見舞い、正月明けに送るのが寒中見舞いです。寒中見舞いは、自身が喪中で年賀状を返信できなかったときにも使われます。

 

また、寒中見舞いを贈る時期は松の内から立春までの間ですが、松の内の時期は地域によって異なるため確認が必要です。松の内は関東では1月7日まで、関西では1月15日までとされています。

友人や上司・同僚への喪中見舞いは必要?

親しい友人や日常でよく顔を合わせる上司や同僚に対して、喪中見舞いを出すかどうか迷うことがあるかもしれません。しかし、基本的にはどのような関係性であってもマナーある行動をすることが大切です。

 

喪中はがきをもらったら、友人や上司などよく顔を合わせる方でも、喪中見舞い、もしくは寒中見舞いのどちらかは出すようにしましょう。

 

喪中見舞いの文章の書き方

喪中見舞いは、喪中はがきの返信として送るものなので、以下の内容を書くのが一般的です。

 

  • いただいた喪中はがきへのお礼
  • 故人を偲ぶお悔やみの言葉
  • 喪中のため新年の挨拶を控えさせていただくこと
  • 先方の体調を気遣う言葉

 

いただいた喪中はがきへのお礼は、最初に「ご丁寧なご挨拶状ありがとうございます」や「喪中お見舞い申し上げます」と書くとよいでしょう。

 

一方で、喪中見舞いで出すはがきや手紙には、時候の挨拶や頭語や結語(拝啓・復啓/敬具・拝啓など)は不要です。また、賀詞といわれるおめでたい言葉(賀正・迎春・おめでとうございます、など)も喪中見舞いでは避けるので気を付けてください。さらに、喪中見舞いに限らず挨拶状では句読点を使用しません。

喪中見舞いの例文集

 

喪中見舞いに書く内容は、故人が亡くなったことを喪中はがきをもらう前に知っていたかどうかによっても異なります。

ここからは、それぞれの状況別に喪中見舞いの例文を紹介します。喪中見舞いを書く際に、ぜひ参考にしてください。

 

<故人が亡くなったことを知らなかった場合の例文>

 

喪中お見舞い申し上げます

 

先日ははがきにてご訃報を拝し 大変驚き深い悲しみを感じております

存じ上げず失礼いたしましたことをお許しください

故人様のご冥福を心よりお祈りいたします

喪中でいらっしゃいますので 新年の挨拶は控えさせていただきます

皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます

 

令和◯◯年◯月

 

 

<故人が亡くなったことを知っていた場合の例文>

 

ご丁寧なご挨拶状をありがとうございました

 

この度はご不幸に際し改めて心よりお悔やみ申し上げます

故人様にはご生前大変お世話になり心から感謝しております

喪中でいらっしゃいますので 新年の挨拶は控えさせていただきます

それでは くれぐれもご自愛くださいますよう念じております

 

令和◯◯年◯月

 

喪中見舞いに適した贈りもの

喪中見舞いで贈る品物に特に決まりはありませんが、お供え物として線香やろうそくを贈るのが定番とされています。

 

また、ご遺族への励ましの意味を込めて、お茶やお菓子を贈ることもあります。喪中見舞いの贈りものは、相手の好みに合わせたものを選ぶとよいでしょう。

 

贈りものの金額は、相手との関係性によって異なりますが、一般的には3,000円から5,000円程度 が目安です。

喪中見舞いの贈りものに付けるのし(掛け紙)について

喪中見舞いの品物を贈る場合には、掛け紙を付けるのが一般的です。

 

表書きには「御供」または「喪中御見舞」と書き、水引は結び切りのものを選んでください。ただし、四十九日までは「御霊前」、四十九日の忌明けからは「御仏前」の表書きを使用することもあります。

 

そして、喪中見舞いでは、水引の色は黒白が一般的ですが、関西地方では黄白のものを使用することもあります。

 

アンリ・シャルパンティエで喪中見舞いにおすすめの商品

 

ここでは、喪中見舞いにおすすめなアンリ・シャルパンティエの商品を2点ご紹介します。

フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 2種21個入り

「フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ」は、アンリ・シャルパンティエを代表する焼き菓子2種の詰め合わせギフトです。

 

フィナンシェは、1.1秒に1個売れているアンリ・シャルパンティエの看板商品です。バターの風味とアーモンドの香ばしさがなんとも美味しく、幅広い年代の方から人気があります。また、ラム酒と瀬戸内産レモン果汁が香るマドレーヌは、創業当時から愛され続けている商品です。

 

>>フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 2種21個入り

 

ラング・ド・シャ・アソート Mボックス 4種24個入り

「ラング・ド・シャ・アソート」は、さっくり軽い食感のラング・ド・シャとフィナンシェ・マドレーヌを詰め合わせたギフトです。そのため、いろいろな種類の洋菓子を楽しんで欲しいと考えている方に、ぴったりのギフトといえるでしょう。

 

>>ラング・ド・シャ・アソート Mボックス 4種24個入り

 

まとめ

喪中見舞いは、喪中はがきを受け取った際に、お悔やみの気持ちを伝えるため、はがきや手紙、お供え物、香典などを贈ることです。喪中見舞の手紙や贈りものは、故人を偲び、ご遺族の心を癒す一助となるでしょう。本記事が、喪中見舞いについての理解を深める参考になれば幸いです。

 

また、喪中見舞いにギフトを贈ろうと考えている方は、ぜひアンリ・シャルパンティエの洋菓子ギフトもご検討ください。

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