小学校の入学祝いを贈る際のマナーは?タイミングやのしについて解説!

2024年4月17日

小学校の入学祝いを贈る際のマナーは?タイミングやのしについて解説!

小学校の入学祝いを贈る際は、気をつけたいマナーがあります。今回は、小学校の入学祝いを贈る際のマナーを紹介します。また、小学校の入学祝いの相場、小学校の入学祝いは品物とお金どちらがいいのか、小学校の入学祝いは誰宛てに贈るのか、小学校の入学祝いに添えるメッセージを書く際のポイントについて紹介します。

小学校の入学祝いにおすすめの品物も紹介するので、入学祝いの品物で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

小学校の入学祝いを贈る際のマナー

小学校の入学祝いを贈る際のマナーには、注意しなければならない点がいくつかあります。入学試験がある際は、合格発表後や入学式の2~3週間前を目安に贈ります。

お祝いの気持ちを相手にしっかり伝えるために、マナーを確認して失礼のないように小学校の入学祝いを贈りましょう。

入学試験がある場合は合格発表後に贈る

入学祝いを贈る前に、必ず受験の結果を確認しましょう。私立小学校を受験する子どもに入学祝いを贈る予定のある方は、合格発表の結果が出てから贈りましょう。

合格した学校が第一志望校ではなかった場合は、受験を継続する場合があります。必ず保護者に確認して、進学先が決まってから贈ることが重要です。

お子さんは、小学校受験というハードなイベントを乗り越えた後です。入学祝いの贈り忘れのないように注意しましょう。

入学式の2~3週間前を目安に贈る

贈る時期は、一般的に入学式の2~3週間前が理想です。目安としては3月初旬~中旬頃になります。この時期は、入学前の準備や説明会も終わり、比較的に落ち着いているので入学祝いを贈るには最適です。

また、入学の時期に渡すのが難しければ、入学してから1か月以内か、連休までに贈るようにしましょう。遠方に住んでいるなどでなかなか会う機会がない場合は、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなど、ほかのお祝いと一緒に贈ることをおすすめします。

入学祝いを贈る方法は、郵送もあります。郵送で贈る際は、相手の在宅時間や都合に気をつけましょう。現金やギフトカードを入学祝いで贈る場合は、現金書留になるので注意が必要です。

手紙やメッセージカードを添える

入学祝いを贈る際は、品物や現金だけを贈るよりも、一緒に手紙やメッセージカードを同封すると、より丁寧でお祝いの気持ちが伝わります。メールや電話は便利ですが、手紙やメッセージカードは手書きで温かみがあるのでおすすめです。

短い文章や一言だけでも構わないので、心を込めてお祝いの言葉を添えてみましょう。

のしをつけて贈る

入学祝いは祝い事のため、手渡しや郵送の場合でも「のし」をつけて贈るのが一般的です。小学校の入学祝いには、可愛らしいデザインの「のし」を選ぶと喜ばれます。

また、現金を贈る際は、必ず金額を記載して贈りましょう。筆ペンやサインペンを使い、数字は旧字体で書きます。ボールペンで書くのは、マナー違反になるので注意しましょう。

紅白の水引をつける

水引とは、日本の伝統的な結び方や装飾方法の1つです。主に包装や贈り物の包装、祝い事などで使われます。水引には蝶結び、結び切り、あわじ結びの3種類があります。用途に合わせて色や本数が変わります。

入学祝いの水引には「紅白の蝶結び」を選ぶことが一般的です。本数は5本または7本がよいとされています。蝶結びは何度でも結び直せるという意味から、入学や卒業といった何度あってもおめでたいお祝いに使用されます。

小学校の入学祝いの相場

小学校の入学祝いの相場は5,000円〜10,000円 程度です。贈る相手との関係性で金額が変わるので注意しましょう。

祖父母から贈る場合は10,000円〜50,000円 、叔父叔母からは10,000円〜20,000円 、友人からは5,000円〜10,000円 が相場といわれています。関係性が近いほど金額が大きくなるのが一般的です。

また、相場から外れた高価すぎる入学祝いは、逆に相手がお返しをする際に負担が大きくなります。お祝いは高価なものを贈りたくなりますが、贈る相手の状況なども考慮しましょう。

現金を入学祝いとして贈る場合は、お菓子などのプチギフトも一緒に贈ると喜ばれます。季節に合わせたお菓子や子どもが好きなお菓子を贈ることで、より一層心のこもった入学祝いとなります。

小学校の入学祝いは品物とお金どちらがいい?

小学校の入学祝いで贈るものは、品物とお金のどちらがいいという決まりはありません。不安であれば、贈る子どもの親に直接聞いて、必要なものを選ぶとよいでしょう。

また、親のリクエストがとくになかった場合は、思い出に残るような品物を贈ると喜ばれます。使うたびに誰からもらったのか思い出し、使う楽しみも増えます。子どもの好みに合わせて選ぶと、さらに喜ばれるでしょう。

現金は、使うとなくなってしまいますが、品物はずっと残るものです。こういった点から、入学祝いには現金を贈るよりも、品物を贈ることをおすすめします。

小学校の入学祝いは誰宛てに贈る?

小学校の入学祝いの宛先は、子どもと親のどちらでも構いません。多くの方は、子どもが小学生までは親宛て、中学生以上になると子ども宛てで贈っています。

親宛てで贈る場合は、子ども宛てに手紙やメッセージカードを一緒に贈ると気持ちが伝わります。また、子ども宛てとは別で親に子どもの成長を祝う気持ちや、学校生活の期待を一言添えるのもおすすめです。

手書きの文章があるだけで、気持ちのこもった入学祝いとなります。手紙やメッセージカードも、子どもの好みに合わせて選ぶことも楽しみになるでしょう。

小学校の入学祝いに添えるメッセージを書く際のポイント

小学校の入学祝いを贈る際に、贈りものと一緒にメッセージを添えると、気持ちが伝わり喜ばれます。しかし、どのように書いたらいいのか、ポイントはあるのか気になる方は多いでしょう。

ここでは、入学祝いに添えるメッセージを書く際のポイントを3つ紹介します。ぜひ、メッセージを書く際の参考にしてください。

簡単な言葉で書く

小学生へメッセージを書く際は、難しい言葉を使わずに簡単な言葉で書きましょう。難しい表現や専門用語を使ってしまうと、子どもにはわかりづらくなってしまいます。簡単な言葉でメッセージを書くことで、小学生にもわかりやすく気持ちを伝えられます。

簡単な言葉でも、お祝いの気持ちをきちんと込めることが大切です。

漢字には読み仮名を振る

漢字を使ってメッセージを書く際は、読み仮名を書くと小学生にもわかりやすくなります。小学生は、まだ習っていない漢字が多いです。ひらがなであれば、ほとんどの子どもが読めるので問題ないでしょう。

また、子どもがスムーズにメッセージを読めるように、読み仮名を書くなどの気遣いを大切にしましょう。

短くまとめる

メッセージは、読みやすいように短くまとめましょう。小学校1年生は、長いメッセージを読むことが難しく大変です。

短いメッセージでも気持ちは十分伝わるので、小学校が疲れずに読める程度の文字数を意識してメッセージを添えましょう。

小学校の入学祝いに添えるメッセージの例

入学祝いに添えるメッセージを、どのように書いたらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。小学生でもスムーズに読んでもらうためには、文字数や振り仮名など、子ども気を遣うことが大切です。

小学校の入学祝いに添える例文を3つ紹介するので、参考にしてください。

例文①

◯◯くん(ちゃん)、入学(にゅうがく)おめでとう!たくさんのお友達(ともだち)といっぱい遊(あそ)んで、たのしい毎日(まいにち)をすごしてね。つぎに会(あ)ったときに、◯◯くん(ちゃん)の学校(がっこう)のはなしをきけることを楽(たの)しみにしています。

例文②

小学校入学(しょうがっこうにゅうがく)おめでとう。4月(がつ)から新(あたら)しい生活(せいかつ)がはじまるね。お友達(ともだち)たくさんできるかな?勉強(べんきょう)もしっかりがんばれるかな?毎日(まいにち)笑顔(えがお)で学校(がっこう)に通(かよ)ってね。

例文③

ぴかぴかの1年生(ねんせい)!入学(にゅうがく)おめでとうございます。◯◯くん(ちゃん)のランドセル姿(すがた)を見(み)る日(ひ)がとっても楽(たの)しみです。みんなで食(た)べる給食(きゅうしょく)楽(たの)しみだね!◯◯くん(ちゃん)が元気(げんき)に小学校生活(しょうがっこうせいかつ)を送(おく)れることを祈(いの)っています。

小学校の入学祝いにおすすめの品物

最後に、小学校の入学祝いにおすすめの品物を紹介します。入学祝いを選ぶときの参考にしてください。

● ランドセル
祖父母からの入学祝いにおすすめです。小学校生活ではなくてはならないものなので、とても喜ばれるでしょう。近年のランドセルは色やデザイン、形も特徴的なものばかりです。

子どもと一緒にランドセルを選びに行くことも、一生に一度の思い出になるのでおすすめします。
● 絵本や図鑑セット
子どもに人気のある絵本や写真のたくさん載っている図鑑は、入学祝いで喜ばれます。今後の学習に役立つので、親からの人気も高いです。

絵本や図鑑セットを贈る際は、すでに持っているものではないか確認するといいでしょう。

● 名入れ文房具
名入れの文房具は、人気のある入学祝いです。小学校では、持ち物全てに記名が必要になります。名入れ文房具であれば、一つひとつに記名する手間が省けるのでおすすめです。

名入れ文房具を贈る際は、名前の間違いがないように注意してください。

● 靴
入学祝いに靴を贈るのもおすすめです。靴は毎日使い、子どもの足はすぐ成長するので親から喜ばれます。

好みの色やデザインがあるので、子どもと一緒に選びに行くことをおすすめします。靴によっても幅や大きさが違うので、必ず試着しましょう。

入学祝いを贈る際は、品物だけを贈るのではなく、一緒にお菓子も添えるとより気持ちが伝わります。一緒に添えるお菓子の種類は、ケーキやプリンなどの生菓子よりも常温で保存ができて、賞味期限が長いものにしましょう。

季節のお菓子の詰め合わせや、家族で分けられる個包装のお菓子はとくに喜ばれます。フィナンシェやマドレーヌ、小さな子どもも食べやすいクッキーなどがおすすめです。

シュゼットオンラインショップでは、小学校の入学祝いにぴったりなプチギフトを豊富に取りそろえています。 焼き菓子やクッキーなど、可愛らしいお菓子でお祝いの気持ちを伝えましょう。

まとめ

小学校の入学祝いを贈る際には、さまざまな気をつけたいマナーがあります。入学試験がある場合は合格発表後に贈る、入学式の2〜3週間前を目安に贈る、手紙やメッセージカードを添える、のしをつけて贈る、紅白の水引をつけるなどです。お祝いの気持ちを込めて、相手に失礼のないように贈りましょう。

また、入学祝いは、品物や現金のどちらを贈るかは決まっていません。必要か親に確認してから贈るとよいでしょう。どちらを贈るにしても、手紙やメッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります。子どもと親のそれぞれにメッセージを添えると喜ばれます。

入学祝いを贈る際は、贈り物のほかに季節のお菓子の詰め合わせや、個包装のお菓子も一緒に贈りましょう。お菓子を選ぶ際は、賞味期限が長く常温で保存できるものがおすすめです。

シュゼットオンラインショップでは、お好みに合わせた焼き菓子などの詰め合わせが豊富にそろっております。入学祝いを贈る方は、ぜひ入学祝いのプチギフトにお選びください。

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