お彼岸のお供えは何がいい?選び方やマナーをわかりやすく解説

2024年7月20日

お彼岸のお供えは何がいい?選び方やマナーをわかりやすく解説

お彼岸の時期には、ご先祖様に感謝の気持ちを込めてお供え物をします。しかし、どんなお供え物が適しているのか、選び方やマナーに迷うことも多いでしょう。

この記事では、お彼岸のお供え物の選び方や基本的なマナーについて詳しく解説します。合わせて、お彼岸のお供えにおすすめの品物についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。お彼岸の時期に向けて適切なお供え物を選び、心を込めた供養を行いましょう。

 

お彼岸とは何か

お彼岸は、ご先祖様の供養を行う、古くから日本で大切にされている行事です。春分の日と秋分の日を中心に前後3日ずつを加えた計7日間を指し、年に2回行われます。

お彼岸は仏教の教えに基づき、あの世とこの世が最も近づく期間とされ、ご先祖様を供養することで極楽浄土に近づけると考えられています。そのため、お彼岸の期間には、お墓の掃除やお墓参り、お仏壇の掃除やお参り、お供えをするのが一般的です。さらに、他家へのお参りやお供え物を贈ることもあります。

 

お供え物の定番

 

定番のお供え物としては、季節の花やぼた餅、おはぎ、彼岸団子、精進料理、季節の果物、そして故人の好きだった食べ物が挙げられます。

地域によっては異なる風習や特定のお供え物があるため、地元の習慣に合わせることも大切です。春彼岸には「ぼた餅」、秋彼岸には「おはぎ」をお供えする風習もあります。

また、仏壇のお供え物は「五供(ごくう)」と呼ばれる「花、香(線香)、灯燭(ろうそく)、浄水、飲食」の5つをお供えするのが基本です。

お彼岸のお供え物の基本マナー

 

お彼岸のお供え物には、いくつかの基本的なマナーがあります。マナーを守ることで、心を込めた供養ができ、ご先祖様に対する感謝の気持ちをより深く伝えることができるでしょう。

ここからは、お供え物に関する具体的なマナーや注意点を詳しく説明します。

お供えをする時期と期間

 

お彼岸の期間は、春分の日と秋分の日を中心に前後3日間、計7日間です。初日の「彼岸入り」に仏壇にお供えをし、最終日の「彼岸明け」に下げるのが一般的です。この期間中は、常にお供え物がある状態にしておくことが望ましいです。

お彼岸が終わったら、お供え物は家族でいただきます。お供え物をいただくことは、ご先祖様とのつながりを感じ、供養する意味もあります。

 

お供え物の金額の目安

 

お彼岸のお供え物の金額は、一般的には3,000円から5,000円程度が目安とされています。ただし、この金額は地域や家庭環境によって異なることがあります。

高額すぎるお供え物は控え、気持ちを込めて選びましょう。また、訪問先でお供え物を贈る際には、相手の家庭や好みに合わせた品物を選ぶと良いでしょう。

お供え物を選ぶ際のマナー

 

お供え物はお彼岸後に家族や親族で分けていただくため、日持ちのするものや個包装のお菓子を選ぶのが理想です。

さらに、個数が偶数や「4」と「9」のものは縁起が悪いとされているため避けます。また、ご先祖様の好きなものを選ぶ場合でも、生もの、肉や魚、香りの強い食べ物は避けてください。生ものはすぐに傷んでしまい、肉や魚は殺生を禁ずる仏教の教えに反しているからです。また、「五辛(ごしん)」とよばれる「にんにく・ねぎ・玉ねぎ・にら・らっきょう」は香りが強いため修行の妨げとなり、お供物には適さないとされています。

 

お供え物の正しい置き方

 

お供え物を置く際のマナーには、いくつかのポイントがあります。

まず、お供え物はお参りする人から見て正面が向くように置くのが基本です。また、お菓子は皿や器の上に「懐紙(かいし)」と呼ばれる和紙を敷いて置くのが礼儀です。懐紙は上の紙を左側に少しずらして三角に折りたたみ、頂点の角が自分の方に向くようにします。

お供え物は仏壇の中段や下段に置くのが一般的です。ただし、お供え物の置き方は宗派によって異なる場合があるため、事前に確認したほうがよいでしょう。

 

掛け紙のマナー

 

お供え物を持っていく際には、掛け紙と呼ばれる水引が描かれた紙をかけるのがマナーです。お彼岸の水引は白黒か双銀結び切りの水引が一般的ですが、地域によっては黄白結び切りの場合もあります。そして、お彼岸の掛け紙には、表書きに「御供物」や「御供」または「御仏前」と書き、表書きの下部分に送り主のフルネームを書きます。

 

のしのマナーはこちらの記事をご確認ください。

>>のしガイド

お供え物を郵送して贈る際のマナー

 

お供え物を持参することが難しい場合は郵送しても問題ありませんが、郵送する場合は、お彼岸の入り、または中日までには相手側に届くようにします。また、お供え物を郵送した旨を事前に連絡しましょう。お供え物と一緒に現金を添える場合は、「現金書留」を利用します。お供え物を郵送する場合も、贈る相手への配慮を忘れずマナーを守ることが大切です。

 

お彼岸のお供えにおすすめの品物は?

 

お彼岸のお供え物には、日持ちがして常温保存できるお菓子がおすすめです。

和菓子だと、最中、羊羹、どら焼きなどがお供え物の定番で、ご先祖様へのお供えとして喜ばれやすいです。

また、日本の伝統的なお菓子である和菓子は、年配の方にも好まれやすいと言えるでしょう。洋菓子であれば、クッキー、ゼリー、焼き菓子などがお供え物として人気です。これらの品物は、個包装されていることが多く、家族や親族で分け合う際にも便利です。

 

お彼岸のお供えに避けたほうがよい品物は?

 

お彼岸のお供え物には、避けたほうがよい品物もいくつかあります。

特に生肉や生魚は、仏教の教えにも反するものなので、お供えには不適切です。

また、トゲがある花や毒を持つ花、ツルがある花も仏事のお供えには好ましくないため避けてください。もしお花をお供えするのであれば、白やパステルカラーの花が適していますが、お花は手入れが必要なため、選ばないほうが無難です。

また、お線香も、香りの好みが分かれるため、お供え物として贈るのは避けたほうがよいでしょう。

お彼岸のお供えにおすすめ|アンリ・シャルパンティエの洋菓子

 

アンリ・シャルパンティエは、全国の百貨店やショッピングモールで洋菓子を販売している人気パティスリーです。看板商品であるフィナンシェは1.1秒に1個売れており、多くの人々に愛されています。ほかにもマドレーヌやゼリーなど上品な味わいの洋菓子が多数販売されているので、ぜひお彼岸のお供え物にアンリ・シャルパンティエのギフトを選んでみてはいかがでしょうか。

 

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>>えびすフィナンシェ 6個入り

まとめ|心を込めたお供え物でご先祖様への感謝を伝えよう

 

お彼岸はご先祖様を供養し、感謝の気持ちを伝える大切な行事です。正しいマナーを守りつつ、心を込めてお供え物を準備して、ご先祖様への感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

また、お供え物を贈る際には、日持ちがして常温保存できるお菓子がおすすめです。アンリ・シャルパンティエの上品な味わいの洋菓子ギフトをぜひご利用ください。

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